コラム・独り言

なぜみんな結婚したがるのか

 

なぜ結婚したがるのか。自分はあまりそれが理解できないんだよね。

明確な理由がないのに。いや、明確な理由は実際にはあるが、それをそのままストレートに言ってしまうと全方位から反感しか買わないから、言わないだけか。旦那はATM。。。

 

 

男の視点

男からしたら、一生付きそう女を決める訳でしょ。

それって無理ゲーじゃないか?

生物として、オスとして考えた時に。

男が理想とする女性の年齢は、男のほぼ全年代に渡って21−24歳に集中しているらしい。一方で、女性は自分と同じような年齢の男性を好む傾向がある。白髪だらけのシワだらけ、垂れ乳でぶくぶく太った30年後の妻を想像した上で愛を誓っていたら、その人は相当な人格者なのだろう。

自分の好みなんて都度変わる訳だし、女も男も年老いていく。

一生愛を誓います、って本当に心の底から言ってるのか?若しその時はそうだとしても、今後ずっとそれが続くなんて保証はどこにもないし、そんなのは軽々しい口約束だけにしかならない。

 

日本では、配偶者控除で実質減税になるが、強いて言うメリットってそのくらい?

ま、あとは同棲すれば(完全に割り勘なら)家賃が半分で済むとか、妻が料理作ってくれるとか、心理的な安心、社会的に立派なオトナの証明とか、そんなところか。

 

子供作って離婚したら、養育費や賠償金のリスクまである。

因みに、日本の結婚システムは、女性に有利なように作られている。

この国は実は女尊男卑である、とは良く言ったものだ。

 


損する結婚 儲かる離婚

 

 

女の視点

女性からしたら、玉の輿結婚で一生安泰♡と思っているかもしれないが、先に言ったように、男は基本若い女が好きな生き物なので、いつ飽きられて捨てられるか分からない。そのために、子供を作って周りを巻き込んで外堀を埋めて、離婚出来なくさせるのが彼女たちの生存戦略なのかもしれないが。

結婚という、女性にとって最高の瞬間を体験したいだけなのだろうか?それって一瞬で終わるんじゃない?そんな刹那的な幸せってどうなのかな?結婚式に何百万もかけてさ。招待される側も、心の底から祝福している人って、果たしてどれだけいるのだろう?ウソ発見器にかけてみたいもんだ。

専業主婦になって、自分は働かないで済む、と思っているのなら、それが正直一番危ないかもしれない。いつまでも続かない、賞味期限が決まっている美貌で男を一生繋ぎ止めておく自信があるのならそれでも良いかもしれないが、そんな保証なんてどこにもない。前澤友作さんを始め、他の金持ちの男と綺麗な女性とのカップルがそうだ。女に美貌以外の魅力や、自分自信の食い扶持が無い限り、そんなに長続きなんてしないものだ。それでも長続きする人は、相当性格が良いか人格者か、夫が本当に他の女に見向きもしない稀有な男の場合だろう。(実は他の女と遊びたくてしょうがないが、諸事情で遊べない男が大半だとは思うが)

 

結婚教への勧誘

毎回結婚しないの?と周囲に、親に、上司に、会社の上のお偉いさん達に言われるが、なんでなんだろうと毎回思う。自分が結婚してるから、同じ結婚してる教、という宗教への勧誘を進めているのか?結婚している人を増やしたいの?そういう宗教なのかなー?だとしたら、ただ単に気持ち悪いのだが。

会社からしたら、配偶者作って家買ってローン組んでもらってガチガチにはめさせて、そうすれば会社辞めることはほぼ無くなるから、社長クラスやそれに近い上層部はそう思っているかもしれない。表面上ではそんなことは表に絶対出さないが、ただ絶対に1%はそう思ってるだろ、心のどこかで。

若しくは、まあ、単に話題が無いから、何となく気分でかる~く聞いてきているだけかもしれない。今日は天気いいね、みたいなノリで。だからこっちも軽く流せばいいか、そういう時は。

 

 

日本国における結婚システム

一番大きいのは、普通に大学出て、普通に就職して、普通に結婚して、普通に定年まで働く、みたいな価値観が当たり前とされてきているから、これが一番大きいと思う。その方が、国にとっても都合が良いし、企業にとっても長く安定的に勤めてくれる方が有り難いから。雇用が安定して、人材の流出も少なくなる。配偶者控除も、これら国のシステムの一部だ。

とまあ、これは国や企業にとって都合が良い訳で、それが個人にとってはどうなのか?となると必ずしもそうではない。もちろん、親が裕福で家庭内でも問題なく、両家ともみんな結婚に肯定的で、大企業にお互い勤めてるとかなら話は別かもしれないが、今の時代それが当てはまる確率はものすごく低いし、今は色んな生き方の可能性が生まれてきている。

 

 

事実婚という折衷案

じゃあ何か折衷案は?となった時に出てくる選択肢が、事実婚だ。最近、よりフィーチャーされてきている気がする。事実婚とする事で、法律的な縛りはなくなり、扶養義務もなくなる。これで、男に不利な日本の歪な結婚システムは適用外になる。フェアでいいじゃないか。

どっちかが愛想を尽かしたら、いつでも無条件に解約が可能な契約。逆にシビアで、緊張感が生まれる。自分を磨いて向上し続けないと、他の男や他の女にもっていかれる資本主義の原理を内包している。事実婚でない普通の結婚でも、お互い事前に良く話し合って婚前契約を結んでおけば、法律上の縛りは多少緩和出来る可能性があるかもしれないが、そんな条件ばかりの結婚をするくらいなら、事実婚した方がいいんじゃないかと個人的には思う。やっぱり、同じ籍を入れることが重要で、結婚という事実がどうしても欲しいというのであれば、話は別だけど。

更に発展型として考えられるのは、不動産の賃貸契約や派遣労働と同じように、期間限定の事実婚契約。つまり、例えば3年間の事実婚契約として、3年後のタイミングで一方的に別れることができる権利が許される関係。これ、めちゃめちゃ緊張感あるよね。

 

結局、事実婚も嫌な人は、体裁ばっかり気にしているんじゃないかな。周りの目が気になる、変に思われる、親や会社・周りの人間ならなんでと聞かれるのにいちいち説明するのが面倒くさいとか。でも、それって違っていいと思うし、みんながみんな全く同じ結婚をする必要はないと、俺は思う。二人が合意して、それで良ければいいじゃん。周りは責任取ってくれる訳でもないんだしさ。それよりも、周りの同調圧力に負けて、本心では望んでいない事を渋々受け入れてしまう方が、後々後悔する可能性があるし、何より自分自身に嘘つきたくないでしょ。

 

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