日本語では、あまり意識されない文章での強弱に関して。
これが出来るようになると、急に英語っぽい喋り方に聞こえるようになるので、ぜひチャレンジしてみて欲しい。特に、ある程度話せるようにはなったんだけど、なんか今ひとつ英語っぽい喋り方に聞こえないとか、自分の発音やスピーキングに自信がない場合、一気にステップアップすることは間違いない。
日本語での一定リズム
普通、日本語を話すときは、あまり単語ごとの音の強弱とかは意識しない。例えば、
「今日の夕食は寿司が食べたいな」
この文章を発音する時には、特に単語ごとの強弱は意識せず、一定のリズムで話すのが普通だろう。特に、単語ごとの強弱を意識することもあまりなく、別に特にそんあイントネーションや単語ごとの強弱に気をつけなくとも、問題なく通じる。
英語の場合はどうか?
だが、このままの喋り方で英語を話そうとすると、少し単調というか、英語っぽい聞こえ方にはならない。いかにも、カタカナ英語を話すような聞こえ方になってしまうのだ。同じ日本語の例文を、英語に訳すと次のような文になる。
「I want to have sushi for dinner today」
「アイ ウォントゥ ハブ スシ フォー ディナー トゥデイ」
普通に 、上記の日本語発音の通り、一語一語全く同じリズムで発音しても、通じないことはない。いや、ほとんどの場合通じるだろう。でも、普通に実際の会話や仕事でそれを続けていくのは、いささか無理があるので、ここで強弱をつける事で、より英語っぽく、ネイティブに近い喋り方に近づけるだろう。
具体的にどうやるのかというと、以下のように、太字の部分を強調して発音するようにする。
「I want to have sushi for dinner today」
「アイ ウォン(トゥ) ハブ スシ (フォー) ディナー トゥデイ」
太字の部分をより強く強調して発音するようにして、一方でその他の単語、特にtoやforといった前置詞などは少し弱めに発音される傾向があります。文章を単調且つ一定のリズムで話すのではなく、少し抑揚をつけて、単語単語で強弱を付けて発音するようにすると、こなれた英語表現に聞こえます。
どうやれば、イントネーションの付け方が上手くなるか?
これは、シャドーイングで鍛えられます。英語音声をそっくりそのまま、抑揚や強弱までそっくり真似る。最初は、正直恥ずかしいかもしれない、こんなカッコつけた英語表現したくない、と思うかもしれないが、次第に慣れてくる。むしろ、シャドーイングなどの練習の段階であれば、多少大げさに抑揚をつけたほうがいい。音読やシャドーイングは、抑揚やイントネーションをつける練習にもなるし、発音やリスニングの上達にもつながるので、本当やらない理由がない。
単語のアクセント
また、単語それぞれにもアクセントをつける場所が決まっており、例えばdinnerも最初の「ディ」の部分にアクセントをつけ、「ディ(ナー)」という感じに発音します。「(ディ)ナー」とはならない訳です。これは単語それぞれにアクセントの位置が決まっているので、わからない場合は辞書などで都度確認しましょう。なので、単語を覚える時は、どういった発音をするのか、どこにアクセントを置くのかも理解するようにしましょう。もちろん、自分でしっかり発音して、アクセントを意識して練習するべきです。口を使って覚えたほうが早いので。