マインドセット

意味が伝わればいい 

英語なんて、所詮言葉であり、道具の一つにすぎません。
流暢に綺麗な英語を話したい人もいるでしょうが、
極論、相手に意味が伝わればそれでいいと思っています。
私もあなたも、みんな日本人だから、
英語を母国語としている人に英語力で敵うはずがありません。


彼らのようなネイティヴを目指す必要はないと、私は思います。
無理ではないかもしれませんが、それに果たしてどれだけの価値があるのか、
労力や時間を費やす必要があるのかどうか、疑問です。
完璧な英語を話したいという方は、別のサイトに行ってください、
別の学習法を行ってください。
私は、会話や仕事で必要である最低限の会話ができ、
意思疎通ができればそれで良いと思っています。


私自身の実際の学生時代や会社員時代の経験から
自信を持って言えることですが、
そこまで流暢な英語、ハイレベルな英語は求められていないですし、
必要ないです。完璧な英語を身につける時間があるなら、
もっと他の事に貴重な時間を費やすべきです。
これは、あくまで超個人的な意見なので、反対や批判もあるかと
思いますが、私自身の経験則から確信していることです。


あと、実際に完全なNative English Speakerと話す機会って
あんまりないと思うんですけど、どうでしょうか?
日本では、テレビの影響や海外ドラマ・ハリウッド映画で
欧米人の美化された、かっこよくて綺麗な英語ばかりが
イメージされやすいですが、実際はアジア系の人が多いです。
中国・韓国・台湾・タイ・フィリピン・インドネシア・インド。。。
アジアの近隣諸国、東南アジアが多いですね。
欧米人も少なくはないですが、特に最近はアジア人を
日本国内で見かける確率は、半端なく高いです。
各国で訛りもありますし、彼らも完璧でハイレベルな
英語を話せる訳ではありません。
対応か、もしくはちょっとレベルが低くても、普通に意味がつたわり、
意思疎通ができれば、それでいいんじゃないでしょうか。
それだけでも、普通に楽しく会話できますよ。


周りのネイティヴや英語が堪能な外国人からの視点ですが、
ぶっちゃけ、そこまで日本人にデキる英語を期待している人は多くないです。
もちろん、欧米人とバリバリの商談をする場合などは、
それ相応のレベルのハイレベルな英語が必要になってきますが、
大半の日本人はそんな場面に遭遇することはまずないですし、
もし遭遇したとしても、そんな場面で要求されるのは
ハイレベル英語ではなく、交渉力や駆け引き、
その商談に関わる製品やサービスの専門知識です。


高い英語力は、それらを補助する役割でしかありません。
主義・主張・根拠・データ・その場の応酬へ対応する機転のよさ、
こういったスキルなどの方が、よっぽど重要です。
別の視点からすれば、根性や度胸がより重要かもしれません。



。。。。。。



だから、必要最低限の英語で、意味が伝われば、それでいいんです。


極端な話ですが、単語や文節だけでも、あなたが話したいことの意図は
だいたい伝わります。
例えば、ハンバーガーを買う際に、テイクアウトやイートインか
答える際に、”Outside”か”Inside”で、だいたい意図は伝わる訳です。
表現としてはこの場では100%正しくはありませんが、
ジェスチャーと合わせれば、意図はだいたい伝わります。
(※正しくは、”To go”か”For here”と言います。)
言葉のキャッチボールを交わすことで、大意が互いにわかりますし、
向こうの言っていることがわからなければ、基本聞き返せばいいわけです。
もちろん、毎回聞き返してたら会話になりませんが。。。。


その英語力・会話力の土台を作ることがまずは重要なわけですが、
それはこのサイトのあちこちで紹介しています。
何度も紹介していますが、英語力習得の最短コースの流れは、

①基礎の復習(単語・文法メイン)
②音読・シャドーイング・ディクテーションで英語感覚を磨く
③実践で磨いていく

です。



上記の流れは、必要最低限の英語を話せるようになる、
すべての土台となる英語力を身につけるための最短コースです。
肝となるのは、②の音読・シャドーイング・ディクテーションです。
これを飛ばしていきなり英会話学校に行くから、
話せない自分に失望して失敗するんですね。。。。



高い金払う前に、まず自分一人でもできることから始めましょう。

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