英語学習で最も大事なこと、それは継続。
これは英語学習に限った話ではないし、他の色んな事にも共通する話だ。
このサイトで最適な英語学習法を学んだとしても、
どんなに良い教材を買ったとしても、
どんなに良い先生に会えたとしても、
それが続かなければ、意味がない。
こと語学学習に関しては直ぐに成果が出るものではなく、またその実感が湧きにくい。TOEICスコアはある程度の指標にはなるかもしれない。(が、本質的な英語力を測るのには適していない)
●学習曲線
努力しているはずなのに、なかなか上達が実感できない時期、あるよね。
努力と学習曲線 pic.twitter.com/hxDQL6dgdi
— Copy writing (@Copy__writing) July 10, 2015
これはパソコン教室のブログにある学習曲線の話だけど、BtoBマーケティングのプロジェクトでも全く同じことが言える。
施策実行のトライを続け、学習時間が伸びていれば、ある瞬間から大きな成果が出せるようになる。
それまでの間に挫折すると成果が出ない。
※出典:https://t.co/LOBGNQmw74 pic.twitter.com/2lkSTmEllq— 栗原 康太 | 才流(サイル) (@kotakurihara) March 27, 2019
これを知った上で、英語学習に向かわないといけないですね。でないと、自分のモチベーションがとても維持できない。伸びない時期は絶対あるんだって理解しないと、頑張っているのに全然伸びない!私には英語はやっぱり向いてない、やるべきでない!となってしまう。でも、これ多分英語喋れてる人ならみんな等しく通ってきた道。だから、苦労が分かる。だから、決して英語が上手でなくとも、多少下手くそでも、英語喋れる人は喋れないけど頑張ってる人を決して馬鹿にはしないぜ。
長期的スパンで、一定期間に継続的に学習して行く必要がある。でないと、絶対に英語なんて身につかない。
●続かない理由
どんなにやっても英語力が伸びないから、自分には向いてないって止めたパターン。これは向いてないからではなく、単純に学習期間が足りてないか、学習方法が間違っているかのどちらかであることがほとんど。
他には、そもそも時間がないとか。時間は頑張ればいくらでも捻出しようと思えば出来る。仕事が忙しい?育児が忙しい?学校が忙しい?土日は疲れて何もやる気が起きない?それでも、1日1時間は捻出出来るでしょう。いつもより1時間早く起きるでもいいし、通勤・通学中にできることも沢山ある。YouTubeしたりTwitterしてダラダラしている時間を1時間でも英語学習に切り替えればいい。
それでも難しい?大丈夫。更に読み進めて言って欲しい。解決策を更に紹介していくから。
お金がない、は理由にはならないんじゃないかな。だって、教材なんて1冊数千円で買えるし、食事を1ヶ月自炊とかにしたら、さすがに月に数千円は捻出できる。
結婚、出産、転職、進学、身内や親戚の不幸、怪我や病気、彼氏彼女との別れ、これらの突発的なイベントを期に、英語学習自体へのモチベーションや優先順位が下がり、続かなくなることもあるだろう。これらは、正直自分も同じ経験があるし、ぶっちゃけ予測したり回避したり出来ない。これらへの対処は非常に難しいと言わざるを得ない。英語学習を、歯磨きや洗顔レベルまで日常習慣化していく必要がある。
●個人の一人部屋という環境があるか
これは結構大事。誰かが同じ部屋にいるだけでも、集中できない場合もあるだろう。静かなカフェの方がより集中できるんであれば、それは惜しみなく活用してほしい。大学に通っている人ならば自習室を活用してもいいし、お金がない人は近所の図書館を使う手もある。とにかく、集中して学習できる環境が重要だ。それは自分で色々試しながら見つけていく必要があるし、それまでは色々と試してみる必要がある。
●毎日決まった場所で、決まった時間に行う
これが一番大事と言っていいかもしれない。要するに如何に習慣化するということ。場所と時間はセットで考える。私のオススメは、早朝のカフェ。誰にも邪魔されない自由な時間帯で、かつ落ち着いて集中出来る環境。独り身の社会人であれば比較的簡単だろう。お金に余裕が無くて同居人や子供などと一緒に住んでいる場合は、誰かが起きる1時間前に起床し、その時間を利用する、という方法もある。自分はお金があまりなく同居人が居た際に、これを利用していた。
場所と時間をセットで、毎日決まった時間に決まった場所でやる。これが出来ると、毎回その場所でその時間にそれをやらないと正直気持ち悪くなってしまうこともあるくらい。それくらいのレベルになれば習慣化出来ていることになる。そうすれば、多少の突発的なイベントだろうが気にならなくなる。既に習慣化し、自分の生活の一部として完全に組み込まれているのだから。
●目標設定が必要
もう耳にタコができるくらい聞き飽きてるって?まあそう言わずに。だって、何の目標やターゲット、自分が目指したい姿を無しに、行動出来る人間はそうはいない。少なくとも、自分はそうではなかった。というか、英語出来るようになりたい、と既に心のどこかで思っているはずだと思う。それは、何となくの曖昧なイメージかもしれないし、誰かへの憧れかもしれないし、社内の昇進やキャリアアップに必要なのかもしれない。でも何かしら、ぼんやりとしていたとしても、こうなりたいという理想像をもっているはず。それを、少し具体的にしてあげればいいだけだ。目標設定だけであれば、最初はTOEICスコア200点アップ、とかでも構わない。最初は小さい具体的な目標で全然構わない。それを達成したら、次の少し大きい目標を立てていく。まるで、ゲームのレベル上げの感覚に近い。
●英語コーチングの利用
どうしても続かない、強制力が必要、お金の余裕もある、そんな人はライザップやプログリットを利用するのも手だろう。コーチとの二人三脚で、毎日必ずやっていく、習慣化していく。習慣化のために、最初の数ヶ月間だけ利用するという手もある。結局、自分で自分を管理したりモチベートしたり、そして続ける事が本当に難しいからこそ、こういったサービスが流行ってるんだよね。習慣化することを金で買う、みたいな。
●留学する(環境を変える)
これが出来る人は限られていると思うが、選択肢の中ではBestに近い方法。英語を喋らざるを得ない環境に放り込まれば、嫌でも勉強しなきゃいけない。また大金もはたいている訳だから、それを取り戻そうと必死で頑張れる。期間限定というのも効いている。終了するまでには上達させたいと思うし、短期間〜中期間に集中して取り組むことができる。ただ、一つ懸念として考えられるのは、先に言った学習曲線のスランプ時期に陥ることで、せっかく留学したのに全然伸びずに終わった、なんてことになる可能性もある。だから、留学後も継続的に学習していく必要があるし、そこで立ち止まっては、大金も水の泡となってしまう。
留学に限らず、英語を話さなければいけない環境、学習を継続せざるを得ない環境に見を置けるのであれば、それでも構わない。重要なポイントは環境を買えるという事だ。もし、今の場所・環境が英語学習に適していないのであれば、思い切って転職したり、引っ越ししたり、何か自分自身の今の環境を変える、という事も必要だ。私は今まで何回も引っ越しして環境を変え続けてきた。自分のライフスタイルに最適な環境に。
●生活の中で、英語学習の優先順位を上げる
まあ、とにもかくにも、英語の優先順位が自分の暮らしの中で低いのであれば、続けるのは難しい。未来永劫、一生ずっとこの英語学習を続ける訳ではないのだから、例えばこの1年間は英語を生活の中の再優先にする、そのくらいで考えることが出来れば理想だ。恋愛?彼氏?彼女?スポーツ?趣味?YouTube?仕事?これらよりも、優先順位を上げられるだろうか?上げることが難しいのであれば、1日の中の数十分、数時間でも時間が避けないか?1年後、2年後、5年後の変わった自分を見越して、理想のなりたい自分をイメージできるだろうか?