英語習得に、留学は必要か?
あなたも留学すべきかどうか、悩んでいるかもしれない。
留学しないと英語喋れるようにならないんじゃないか?
でも留学しても、そんなに皆が皆英語喋れるようになってるわけじゃないよね?
でも、留学すると、海外の友達も沢山出来そうだし、メリット多そう。。。
でも、費用高いし。。。留学するには、まとまった休みが必要だし。。
そもそも、どのくらいの期間留学すればいいの?
結局、自分次第なのはわかってるけど。。。。。
。。。。。。
これらの悩みに、春樹なりの考えを述べたいと思います。
結論から言うと、「英語習得という目的においては、留学は必要ない」です。
あれ、でも春樹、お前留学経験あるじゃん!全然説得力ないし。
そう思われるかもしれませんが、これは実際に留学したからこそ
言えることです。
どういう事かと言うと、実際にアメリカに1年間留学して感じた主な変化としては、
語学力の向上は確かにそうなんですが、これ、別に日本に居ても全然出来るじゃん!
という事です。むしろ、英語力が伸びた、以外の面での気付き、成長が大きかったです。
大きく自分の中で変わった・勉強になったこと、アメリカの特徴、日本との違い、
例えばこんな感じです。
性格の違い(より外交的、社交的、でもシャイな人も多い)
食文化の違い(ファストフード確かに多い、大好き)
商習慣の違い
パーティ大好き
ファッションの違い(適当。。。スタイル良い人が多いのもある)
個人を尊重する文化
個人の意見を尊重する文化、活発な議論
周りと比較し過ぎない文化
女性の場合:そんなにメイクしなくていい、てかほぼしてない
ラフで適当でいいんだ!という気持ちの軽さ
赤の他人との距離が近い(親近感)
宗教観の違い(キリスト教)
全体的な社会の雰囲気
外国人から見た、日本の立ち位置を知れたこと
自分がより外交的、積極的になった
外からの視点で日本を客観的に見れるようになった
自己肯定感(自分がより好きになった)
自分を好きな外国人が居るということ
日本というものに興味を持ってくれている人が意外と多い
帰国後の逆カルチャーショック(敬語使いすぎ、電車内が静か過ぎ)
下ネタは世界共通でウケるということ
曖昧ではなく、はっきりものを言う
LGBT尊重(実際、ゲイ・レズ・バイの友達もいた)
年齢をあまり気にしない(良い意味で)
文化的な側面での気付き・発見が多かったです。
特に、外の世界に出て初めて、アメリカの文化に触れることを通して、
日本という国の特徴・立ち位置・文化を再発見し、客観的な見方が出来るようになった、
これが一番大きかったです。
また、性格も少し変わったかな?アメリカという世界に身を置き、
もともとシャイな性格でしたが、英語を話すうちに、フランクに話せる友人が
増えるにつれ、より外交的に、積極的な性格に変化していきました。
これは、自分自身ではあまり自覚がなかったのですが、帰国後、日本の友人や、
家族と話す中で、周りから言われたことです。
自分が日本にいる間に感じていたモヤモヤや、違和感、居心地の悪さ
みたいな感じが、アメリカでは無かった。オープンで、開放的で、
あんまり窮屈じゃない感じ。だから、個人的には、アメリカは合っていると思うし、
ある意味で、自分の中では、生活の質や、幸福感が向上したような感じさえしました。
だから、別の見方をすると、日本での暮らしに居心地の悪さや、
何かコレジャナイ感を感じている人ほど、海外へ行った方がいいかもしれない。
少しでも早いうちから、そういう経験を積んでおいた方がいいと思う。
逆に、人によっては、海外は違和感感じまくり、食生活含め、ストレス感じまくり、
やっぱり日本がいい!という人もいると思います。
これには向き不向きがあるし、万人に共通する答えはないです。
まあ、その両方において、選択肢も、視野も広がり、良い意味で日本というものを
客観視できる。だって、他の国に住んだことがなければ、比較しようが無いし、
色んなものを比較してみないと、自分の中での判断基準というか、物差しがない。
だから、留学や中長期の海外滞在には、語学以外に得られるものが沢山ある。
それが目的で行くから良いけど、単純に英語力の向上のみで行くのであれば、必要ない。
留学したら英語喋れるようになる!は、成り立たない。
留学してても、自分の周りでも喋れないやつは喋れなかったです。
まあ、そういう意味では、結局は自分次第、って言えばそうなんだし、
簡単に割り切れるんだけど。ただ、英語を話さないといけない!というある種の
強制力はあるし、そこは、これでいいや、と思うのか、まだまだ駄目だ、と思うのか、
その違いだと思う。
自分の場合は、英語通じないのが悔しくて、やばいなと危機感もってたので、
英語そのものを海外で勉強するという勿体ないことをした。
本来、英語はある程度身につけた上で、海外で英語以外の学問を学ぶべきだった。
これは、自分の中でもすごい後悔してる。
だから、英語を使ってこれが勉強したい、とか、海外で働きたい、だから海外の
大学での勉強や、就業経験が必要、とか、目的がはっきりしているなら、留学もあり。
目的と手段が合っているかどうか、ですね。
英語力習得という観点から言えば、無理に留学する必要はない。
ただ、英語力も身に着けた上で、国際感覚を身につけたい、客観視を養いたい
というのであれば、留学も全然あり。お金と相談しながら、検討してみてはと思う。
ただ、1ヶ月やそこらでの短期間では、現地からの目線や、国際感覚、客観的な視点を
身につけるのは無理なので、最低でも半年以上、出来れば最低1年の滞在は必須と思う。
自分は1年間アメリカに留学していたが、現地人との深い交流、英語力の向上、
広い視野を持ち始める事ができ、非常に楽しくなってきたのは、半年以降のことだったからだ。
単に、英語を身に着けたいのであれば、日本国内でも十分可能だ。
留学を一切しておらず、英語をある程度のレベルまで話せるようになった人は、
他のブログやYoutubeを軽く探しただけでも沢山出てくるし、
実際、自分の周りにも、留学を全くしたことが無いのに、自分以上にペラペラな人も
何人かはいた。彼らが行っていた英語習得法も、どこかで紹介したい。
結局、言葉を選ばずに言えば、英語なんて適切な方法であれば、
継続が全てと言っても過言ではないです。なので、絶対必要かつ最重要なのは、
英語を勉強する徹底した環境、強制力、目的意識です。
この環境や強制力は、日本でも作れないことはない。疑似海外環境を
作ることは可能です。
また、強制力に関しては、ライザップEnglishなど、結果や成果にコミットし、
徹底的に勉強させる環境・状況を作らせるコーチングビジネスが流行っていることは、
自明の理と言えるでしょう。
期間にもよりますが、英語習得という目的に限っていえば、留学費用と比較したら、
圧倒的に安いでしょう。
Googleで調べると色々出てきますが、1年間の留学に必要な費用は、欧米諸国で
平均だいたい200−300万円くらいが相場のようです。
これに対して、最近流行りの英語コーチングサービスの相場が、
半年間でだいたい70−100万円、語学学習は短期間で取り組んだ方がいいと
言われているので、2倍にしても、留学よりかは費用を抑える事ができます。
<英会話コーチングサービス比較一覧>
PROGRIT:入会金5万、32.8万(2ヶ月)、46.8万(3ヶ月)、89.8万(6ヶ月)
ENGLISH COMP.:入会金5万、33.0万(2ヶ月)、49.5万(3ヶ月)、99万(6ヶ月)
RIZAP ENGLISH:入会金5万、29.8万(2ヶ月)、44.7万(3ヶ月)、89.4万(6ヶ月)
SPARTA:入会金5万、45万(3ヶ月)、55万(4ヶ月)、72万(6ヶ月)
いかがだったでしょうか?
留学って必要?この問いに対して、なんとなくでも、少しクリアな
見方ができ、あなたに合っているがどうか、よりはっきりしたのでは無いでしょうか。
目的に合っているがどうか、それで変わってきます。
ただ、直感で、俺は、私は留学に行きたい!と感じているのであれば、
その自分の心の声に、素直に従うべきです。
その自分自身の直感が、なによりも正しいのですから。