英語学習法, 音読

フローチャート③:音読を行う →発音とイントネーションに慣れる

日本人が一番苦手なスピーキング・発音になれるための重要なステップです。フローチャートの各ステップは全部大事ですが、日本人が英語を喋れない理由って、自分で音読や発音、自分の口で発声してないからです。中学校や高校の授業ではそんなに協調されないのが不思議なのだが、これは声を大にして大事と言いたい。なぜかって、自分が一番英語力が伸びたと実感できるのが、この音読をしていたステップだからです。ポイントを大きく分けると、次の4つになります。

1. 音読しようとしている文章を完全に理解する
2. フローチャート①で使用していた単語帳を音読する
3. 必ず英語の音声付きとセットのものを使用する
4. 恥ずかしがらずに、CD音声をそっくり真似して音読する

それぞれ、詳しく解説していきます。

 

1. 音読しようとしている文章を完全に理解する

まず、単語帳であれ、新聞記事であれ、これから読もうとしている文章の内容を100%完全に理解することです。これは多く時間を掛けてもいいので、分からない単語や文法があれば調べます。文章の意味を理解していないと、これから音読しようとしても効果がありません。

フローチャート②で勉強した英語を英語のまま捉えることが出来ていれば理想で、ここでも文章を完全に理解して、日本語に直訳せずとも、英文を見ただけでそのイメージが頭に浮かぶような状態までもっていければ尚いいですが、とりあえず英文の内容が理解できていれば良しとします。

 

2. フローチャート①で使用していた単語帳を音読する

春樹は速読英単語を使っていました。トピックごとに一つのまとまった流れがあり、単位として音読しやすいためです。このタイミングとしては、音読する英文の量としてもちょうど良い分量になっています。若しくはDuoのように、英語一文でもいいです。システム英単語のミニマルフレーズである2〜4単語だとかだと、音読するには少な過ぎるので、最低でも一つの完結した文章になったものにして下さい。

なぜか?英語は日本語のように一語一句はっきりと発音するのではなく、単語と単語の音が繋がったり(リンキング)、一部の音が省略されたりすることが多く、それは英単語1語1語では練習が出来ないからです。なので、英語の音声とセットでなければなりません。。。

 

3. 必ず英語の音声付きとセットのものを使用する

音読するためには、ネイティブの英語の音声を真似ることから始まります。我流な発音になってはいけないので、必ず音読する教材は必ず音声付きCDをセットで購入して下さい。フローチャート①で紹介した、システム英単語と速読英単語は、CDが別売りになっているので、CDを買い足せばこのステップでもこれら単語帳を有効に使うことが出来ます。1文以上のある程度纏まった英文と、音声がセットであれば極論何でもいいです。あとは、あなたの今のレベルにあったスピードの音声と文章レベルのものを選べばOKです。

本+CDでなくとも、アプリやウェブサイトで同じ条件が満たせるのであれば、それでも全然構いません。自分が無理なく続けられるレベルのものを選んで下さい。

 

4. 恥ずかしがらずに、CDの音声をそっくり真似して音読する

そして、それをそのまんま、イントネーションや強弱の付け方、アクセントの付け方、それら全てをできるだけ可能な限り真似するようにします。最初は非常に難しく、そして恥ずかしいです。。。自分の口から出てくる自分自身の英語に、春樹も最初は本当に恥ずかしくてたまりませんでした。でも、あなたも英語を話したいのでしょう?このステップを飛ばしてしまったら、いつまでも英語が喋れるようにはなりませんよ!

英語ネイティブの赤ちゃんだって、小さい頃からお母さんの声を真似して、最初は文章にならない単語から真似し続けて、そして英語という言語が喋れるようになるんですから。これには科学的な根拠もあるようです。日本人夫婦の間に生まれた赤ちゃんがだんだん日本語が話せるようになっていく過程も同じですよね?だから、自分の口でしっかり発声する、音読する、文字通り「音」に出して「読」む、ことが必須になってくるわけですね。もちろん、スピーキングが出来なくてもいい!というのであれば話は別ですが。

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