本当です。春樹がそれを身をもって体験しましたから。
アメリカに留学している際、ほぼ毎週末、近くのバーに行ったり、
友人の家に集まったりして良く酒を飲んでいました。
まあ、普通の大学生であれば、ごく普通ですし、当たり前に近いと思います。
毎日のように酒飲む人もいるでしょう。
春樹は、日本では当時夜は居酒屋でバイトしていたので、毎日はさすがに無かったですが。
で、普通にお酒が入ると、いつもよりテンションが上がりますよね?
日本語で喋るときも、そうじゃないですか?
普段、勉学や仕事で追われている一方で、お酒が入ると、気分も盛り上がりますよね。
普段より冗舌になったり、本音で喋るようになったりする。
いつもは大人しい人や、普段静かな人が、人が変わったように喋りだす。
あなた自身にも、また周りの人にも、そんな経験ないでしょうか?
このアルコールによる効果を、ぜひ英語学習にも使ってしまいましょう。
春樹もそうでしたが、英語があまり喋れない段階だと、間違えるのが恥ずかしくて、
間違わないようにしようとすればするほど、口から言葉が出てきません。
間違えるのが恥ずかしい、英語ではどんな風に喋っていいかわからない。
間違ったらどうしよう。。。
間違えるのが恥ずかしい。。。
失敗したくない。。。
。。。。。。
シラフだと特に、こんな風に感じてしまうことが多いと思います。
ですが、お酒が入ると、なぜかこう思わなくなるのです。
不思議なんですが、本当です。
ある夜のこと、いつものようにアメリカ人の友達と一緒に、大学近くのバーに来ました。
今日は、中国人の女性も一緒で、確か全員で4人くらいだったと思います。
カウンターで一人サイズの瓶ビールを頼み、乾杯。
話しているうちに、この中国人女性の英語のレベルが高いことに気づきます。
20代後半から30歳くらいでしょうか。かなり年上の先輩、という感じでした。
因みにですが、アメリカの大学では、というか基本どこの大学でも、入学に年齢制限は特にありません。
日本の大学でも、たまに年配の方がいますが、本当に稀です。
アメリカの大学はそこがかなりオープンというか、本当にどんな年齢の人も迎え入れている印象です。
大学の授業でも、お爺ちゃん、恐らく50−60代くらいでしょうか、教授と議論したりしていました。
ある程度の年齢になっても、いつからでも学び直せる環境が整っているんだと思います。
それは日本でもそうですが、でもなかなか50−60代になってから勉強し直す人は、まれだと思います。
。。。話が少し逸れました。
で、その中国人女性に質問したんです。
「どうやったら、そんなに英語が上手く喋れるようになるんですか?」
彼女は、「バーで酒を飲みながら覚えたのよ」と自信たっぷりに答えました。
まあ、それ以外にもかなり自分で勉強を重ねてきたのは、容易に想像できましたが、
ただ、彼女のこの言葉が今でもやけに頭に残って、とても印象的だったのを覚えています。
これは、春樹がちょうどアメリカに来て間もない頃の話だったので、このあと留学生活を続けていくにつれ、
その彼女の言葉の意味を、徐々に理解していくようになりました。
なぜなら、彼女の言う通りだったからです。
酒が入ると、もう恥ずかしいとか、間違うとか、どうでも良くなるんですよね。
ある意味で、自分の中で恥ずかしさとか、そういうもののリミッターが外れる。
とにかく喋る、テンションも上がって冗舌になっているので、良く喋る。
いつもより楽しい気分に浸る、だから細かい語句の間違いとかはあまり気にならなくなる。
その会話や雰囲気を楽しむことに集中する。
楽しみながら英語を喋る。
つまり、間違ってもいいからとにかく喋る、これが非常に大事なんです。
だって、少しずつ間違って、その中で徐々に英語が上達していく訳じゃないですか。
だったら、間違える前提で、とにかく喋る時間が必ず必要になるんですよね。
それで、それを繰り返す中で、間違いや自分の癖を修正していって、次第に喋れるようになる。
中国人のその女性は、バーで英語を学んだと言っていました。
酒を飲みながら、徐々に上手くなったと。
なので、酒を飲みながら英語を話す機会、見つけると良いですよ。
場所にもよりますが、今では外国人が集まるバーも増えてきました。
東京都内や、大阪・名古屋など、都会なら本当にそこら中にあります。
特に、東京都内で外国人を見ない日などありません。
Hubバーなどのスタンディングバーに行けば、外国人は普通にいます。
最近では本当に良く見かけるようになりました。
都内だと、観光客が吉野家とかにも普通にいますね。
→Hubバーや82 Ale Houseも日本の主要都市には、大体あるみたいですね。
もちろん、そこから話しかけるのには勇気がいるでしょう。
もしあなたが女性で、男性の外国人の方から話しかけられるのは比較的簡単かもしれません。
まあでも、基本自分から話しかけるのは、慣れてない場合はかなり勇気がいるでしょう。
では、どうすれば良いか?
一つは、外国人が集まるようなコミュニティや、イベントに参加する事です。
これなら、都会でなくとも、比較的色んな地域で比較的簡単に見つかるはずです。
→Facebookで「外国人 コミュニティ 英語」とかで入力すると、沢山出てきます。
また番外編として、マッチングアプリやナイトクラブがあります。
まあでも、こう言ってはなんですが、マッチングアプリもクラブも女性が圧倒的に有利です。
もう紛れもない真実なので、隠さずに敢えて言いますが。
男性諸君はハードルが少し高いと思って下さい。
以上のような方法で、外国人と出会って、親しい仲になり、
あとは彼ら・彼女たちと定期的に飲みに行くのが、一番手っ取り早いです。
春樹の大学時代は、ちょうど大学がそういう大学だったので、留学生も
学内に多く、そんなに困りませんでした。
ただ、やっぱり留学生の場合は、日本語を勉強しにきている場合も多いので、
英語ばかり話すと逆に彼ら・彼女たちの目的に沿わない場合があります。
そこは、バランスが大事ですね。
あと、日本語と英語の言語交流、通称Language Exchangeを使うのもありです。
日本語を勉強したい外国人と、英語を勉強したいあなたのニーズを繋ぐサービスです。
ルートはどうあれ、最終的にはお酒の飲める仲、これに持っているのが一番理想です。
まずはHubバーや国際交流イベントへの参加から始めてみると良いと思います。
日本国内には、外国人がどんどん増えています。
最近のインバウンドの影響もあり、観光客が大半ではありますが。
そして、英語が話せる人とは必ずしも限らないですが、
ただ以前と比べて、日本で外国人と出会えるハードルが大きく下がっているのは事実です。
お酒を飲めない人もいるでしょうが、
ただ周りがお酒を飲んでる雰囲気になれば、普通よりから格段に喋りやすいはずです。
また、少しだけでも飲んでみて、変わった自分の状態を確かめてみるのもアリかと。
特に日本人の多くは、失敗を恐れて、自分の殻から出れずに、なかなか積極的に喋れない、
こういう人が本当に多いと思います。
なので、お酒の力を借りて、少しでも自分から英語を喋れるような、
そんな環境に自ら身を置いてみて、少しづつでもいいので、
少し積極的になれる機会を増やしていきましょう。