洋書というと、かなり抵抗があるのでは?
全部英語でしょ!難しい。。
日本語訳がついてないのに、どうやって読むの。。。
大丈夫、順を追って少しづつ慣れていけば、きっと楽しくなる。
洋書は、好きなものを楽しく続けることが大事。
普通に読み物として、ストーリーにも引き込まれていくし、そうするとどんどん英語が目に慣れてくる。
まずは、中学校レベルの語彙力でも読めるものから始め、徐々にレベルを上げていこう。
初級編〜中級編①:ラダーシリーズ
日本人英語学習者向けに作られた英語本シリーズ。単語訳が巻末についており、辞書が無くとも読めるのを売りとしている。
使用語彙について
レベル1: 中学校で学習する単語 約1000語 (TOEIC 300-400点)
レベル2: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約300語 (TOEIC 400-500点)
レベル3: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約600語 (TOEIC 500-600点)
レベル4: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約1000語 (TOEIC 600-700点)
レベル5: 語彙制限なし (TOEIC 700点以上)
シャーロック・ホームズやピーター・パンなど、誰もが知っている古典から、アインシュタインやスティーブ・ジョブズなどの偉人伝と幅広く取り揃えており、自分のレベルと興味に合わせて読める。
Dr. Jekyll and Mr. Hyde (ラダーシリーズ Level 2)
The Steve Jobs Story (ラダーシリーズ Level 4)
辞書はあまり引かず、出来るだけスイスイ、テンポ良く読むようにする。分からない単語が多かったりする場合は、本のレベルを下げた方がいいかもしれない。ストーリーを楽しみながら読もう。
初級編〜中級編②:Oxford Bookworms Library
Oxford Bookworms Library (Amazon検索一覧)
こちらもレベル別に分かれており、自分の語彙力に合わせて学習できる。ラダーシリーズと同じように、古典と偉人伝を取り揃えており、自分の楽しいと思える本を選べるところがいい。
<レベル毎に必要な単語量>
Starter: 250語
Stage 1: 400語
Stage 2: 700語
Stage 3: 1,000語
Stage 4: 1,400語
Stage 5: 1,800語
Stage 6: 2,500語
The Phantom of the Opera (Level 1 Oxford Bookworms Library)
Leonardo da Vinci (Level 2 Oxford Bookworms Library)
Frankenstein (Level 3 Oxford Bookworms Library)
Treasure Island Level (4 Oxford Bookworms Library)
レベルにもよるが、興味の惹かれる内容のものから選んでみよう。楽しんで続かなければ、苦痛でしかないからね。
中級編:ペーパーバック
レベル毎に分かれた英文にも慣れてきたら、いよいよ本格的な洋書へチャレンジしてみよう。自分が過去実際に読んで、読み物として非常に面白かった2冊を紹介したい。
有名なSF小説。英語の授業でかつて使用した。古典的作品ではあるが、色あせない名作。映画化もされており、まず小説から是非読んでみて欲しい。ラストになるにつれ、主人公にどんどん感情移入していくこと間違いなし。
高校までの英語をある程度押さえていれば、何とか読めるレベル。
Tell Me Your Dreams (Sidney Sheldon)
ミステリー小説。面白く、先が気になる展開に、どんどん読み進められる。こちらも高校受験レベルの単語をほぼマスターしていれば読めるレベル。内容自体が面白いので、少し難しくとも読み進められるだろう。
上級編:自分の好きな映画やドラマの洋書
完全に趣味の世界。好きな文献や洋書を思いっきり楽しもう。
Fight Club (Philosophers on Film)