英単語

英単語暗記戦術②:英英辞書を使え!(英語で英語を理解する)

わからない英単語が出てきた時に、すぐその意味を日本語で調べようとしていませんか?

 

ある程度、基礎的な英単語・英文法力が身についてきたと感じているのであれば、ぜひ英語で英語の意味を捉えることにチャレンジしてみましょう。

 

なぜか?英語を日本語にいちいち変換していると、読解力・リスニング力ともに、時間がかかり過ぎてしまったり、一瞬で英文おを理解できないことが多いからです。ある程度慣れてきたら、日本語で理解せずに、英語を使って理解しようとしてみる。

日本語で説明するのではなく、英語で英語を説明出来るようになる。

これ、あなたが思っている以上に大切です。

 

 

 

いちいち頭の中で、「英語→日本語」に置き換えていたら、いくら時間があっても足りませんし、長文読解にも途方も無い時間がかかってしまいます。

英会話においても、スムーズな受け答えが出来ません。テンポの悪い会話になってしまい、とてもスムーズな会話にはなりえません。日本語ではそんなことないですが、日本語の会話でも、いちいち別の言い方に言い換えて自分なりに咀嚼して、という風なことをやっていたら、とてもマトモでスムーズな会話にはなりませんよね。つまり、それだけ会話のテンポが悪くなり、スムーズでレスポンスの早いコミュニケーションからはほど遠くなる、ということです。

 

 

サッカーを例にしてみましょう。

毎回ボールをトラップして、ワンテンポ置いてから、ボールを蹴り出す、ということを毎回続けていれば、味方に素早く的確なボールを出すことは難しいですよね。簡単に敵にボールを取られるスキを与えてしまいます。トラップせずに、そのまま自分の望む方向に、間を置かずに蹴り出すことが出来れば、スムーズでスピーディなゲーム運びができ、勝率も上がりますよね。それと同じような感じです。

 

 

では、具体的にどんな風にして分からない英単語を、英語でわかるようにすれば良いでしょうか?

 

基本的には、英語の単語検索サイトや、英英辞書を使うことになります。

 

 

英語辞書サイトを活用

サイトは以下のような英語版の検索サイトを使いましょう。

 

 

Dictionary.com

https://www.dictionary.com/

 

試しに、concentrate という単語を検索してみましょう。

 

 

上段の検索窓に、検索したい英単語を入れると、このようにその単語の意味が「英語で」出てきます。

 

 

 

そもそも説明文の意味が、何となくでも分からない場合、まだ英語の基礎力が不十分である可能性が高いので、まずは英語基礎力の構築から始めた方が良いかと思います。そもそも、英英辞書を使う使わない以前の問題として、最低限必要な英単語が覚えられてなかったり、基礎文法が不十分であったりする可能性が高いです。

 

フローチャート①:基礎力の構築(中学・高校英語の復習):最低限の単語と文法を押さえる

 

上記記事にも書いてあるように、まずは基礎の土台づくりをしっかりと行いましょう。話はそれからです。

上のようなサイトや、英英辞書を使うのはまだ少し早いかもしれません。

 

 

 

 

 

一方で、既にこの単語の意味が知っているのであれば、なんてことはないと思います。

英語による意味の説明も、しっくり来ると思います。

こういう言い方があるのか、こういう別の単語で言い表されるのか、という新たな発見があると思います。

この感覚が、非常に大事です。

相手に英語が伝わらない際に、自分で別のより平易で簡単な言葉で言い換えるとどうなるのか、の良い例が学べ、そしてそのための訓練にもなります。それが英→英変換です。

 

 

 

これ、最初は難しいんですよね。特に、単語の意味自体がものすごく難しかったり、わかりにくい文脈だったり、自分に馴染みのない分野の話だったりすると、尚更。

 

一瞬遠回りかもしれませんが、ある程度平易な文章になれてきて基礎力もついてきたら、上に上げたようなサイトを活用してみてください。それで、どうしても分からなくなったら、最後の最後に日本語の意味を調べてみる。

 

 

難解な言葉や言い回しが出てきたら、その意味をすぐに調べるのではなく、前後の単語・全体の文脈・話の趣旨から、その意味を予測してみることが大事です。これは前後の文脈からして、こういう意味だろうな、とか、前後に並んでいる単語から察するに、こんなことを言いたいんだろうな、とか。

そして、その上で英英辞書で、分からない単語の意味を英語で調べてみる。

そうすると、予想が当たったか外れたか、何となくわかりますよね、英語でその意味が書いてあったとしても。

 

そして最後にどうしても無理わからない、ってなったら日本語の意味を最後に確認してみる。

若しくは、答え合わせのつもりで、日本語でのその意味を確認してみる。

 

 

 

そうすると、意味を推測する力がついてきます。

これが、非常に大事。意外と大事。

 

特に、難解な文章になればなるほど、専門用語や分からない単語が頻発して出てきます。

そうなると、いちいち意味を調べている訳にはいかないし、そんな時間も余裕もない。

となると、その単語の意味を推測していくしかないのです。

ちょっと単語の意味が分からなくても、いちいち立ち止まらない。

 

 

 

 

話が少し逸れてしまいました。

英語で、英語を捉える、ということが大事、というお話でした。

特に英語の基礎固めがある程度出来た以降は、この英英変換にぜひ挑戦してみてください。

ぜひ、日本語の意味をすぐに知ろうとするのではなく、英語で説明を読んで、英語で意味を捉えるようになってください。

 

 

英語 →英語(で別のより簡単な言い方) これに慣れてください、ぜひ。

 

 

 

 

 

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英英辞書であれば、スマホやパソコンからの検索で充分だとは思いますが、電子辞書もコンパクトでネット環境が無くともどこでも使えるので、一つ持っておくと非常に便利です。必ず、英英辞書機能のある電子辞書を選ぶようにしてください。紙の辞書はかさばるし重いので、オススメしません。何より調べるのに時間がかかるので、実用性に欠けます。

 

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P.S.

先ほど検索した単語の意味は、「集中」、「集中する」という意味でした。

 

 

 

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