出勤
朝の電車に揺られながら出社。コロナの影響で、実際に出勤している人はだいぶ減っている。かつてストレスの根源の一つであった満員電車も、今はもう昔のことのようだ。
出勤前に会社近くのカフェに行って朝食を食べることもある。コーヒーを飲みながら読書をしたりすることもある。自分は真夏でも決まったブラックコーヒーだ。免疫力が下がる原因になるので、体温や胃は極力冷やさないようにしている。
最近は在宅も多いので、自宅でパソコンを開いたら即仕事開始だ。
メールチェック・返信対応
海外との時差の影響で、退勤後に取引先からかなりメールが来ていることも多い。一連のメールに目を透し、後ほど返信出来る体制を整えておく。すぐに返事出来るものは即座に対応する。合わせて、本日のTo Doを整理していく。出勤前に朝食を食べる時間が無かった際には、ここで軽い朝食を食べながらメールチェックすることもある。
チーム会議
社内部署・チーム内での引合進捗確認、情報交換をする。自分及びチームメンバーの進捗に対して、それぞれアドバイスをもらったりアドバイスしたりする。全体の方向性が間違ってないか、考え方は合っているか、など。進め方が間違っていたりした場合は、常に軌道修正をする。何か問題があったら報告を行い、その場でどう対処するかを話し合う。
ランチタイム
午前中の仕事を終えたら、1時間の休憩時間。メリハリをつけたいので、休憩時間はがっつりしっかり休憩を取る。その方が午後の仕事のパフォーマンスも上がる。基本的には自分ひとりの時間を確保したいので、一人で食べることが多いが、時には同僚と一緒にランチに行くこともある。
昼食をさっさと終わらせ、10−15分ほど仮眠を取ることもある。これで午後のパフォーマンスが更に上がる。
営業活動・情報交換
時差の関係から、海外の取引先とのやり取りは午後以降になることが多い。メールやチャットなどは午前中に打っておくことが多いが、実際の電話は午後以降がメイン。社内でも、海外との英語のやり取りは午後から活発になる。WhatsappやLine、Slack、Viberと言ったメッセージングアプリが普及してる現代、これらを使用したチャットや電話が今ではごく当たり前になった。これらアプリを使った方が、相手のレスポンスも早いことが多い。正式な依頼等はメールも使用しているが、今までと比べて使用頻度は減っているのが実情だ。
海外の取引先と具体的に何をするのかと言うと、新規引合(製品の問い合わせ)の依頼、動いている商談の継続交渉、市況情報の交換、既に成約している製品の納期進捗連絡、などだ。クレーム対応や品質の問い合わせなどに追われることも時にはある。仕入先とは日本語のやり取りがほとんどだが、売り先である海外は、すべて英語でのやり取りだ。
海外の取引先とビデオ会議
コロナ禍で海外出張がしにくくなった今、ビデオ会議で面談することも増えた。海外で会えないからこそ、ビデオ会議をより頻繁にするようになることで、逆に相手の顔を見る機会も増えているという現象が起きている。テクノロジーは国境を無くしグローバル化を加速させるということを、身を持って実感している。
やはり、電話やメール、チャットなどよりも、直接ビデオ面談することで話せる内容も少なくない。直接顔を見せあって話すことはやはり大事だ。もちろん、海外出張して直接会う、それに越したことはないし、その方がより多くの情報交換が出来ると体感している。
ここでも商談や、新しい商材に関する話、また問題が発生している場合は、その状況報告と今後の対応について議論する。もちろんすべて英語だ。
資料作成
社内会議資料や、取引先へのプレゼン資料などの作成することも多い。社内や日本の取引先は日本語で作成することがほとんどだが、海外向け資料はすべて英語で作成だ。専門用語や分からない語句も当然出てくるので、Webの辞書を使いながらの資料作成も当たり前だ。日中は営業活動や他の多数の作業に時間を割かれるので、資料作成はどうしても後回しになることが多い。隙間時間に少しずつ進めたり、また集中して一気に仕上げることもある。
会食
最近はほとんどやっていないが、意外と重要なのが会食。お酒が入ると、ここでしか聞けないオフレコ話もぽろぽろ出てくるからだ。
商社の場合、接待する側になることが多い。店の予約、接待先の好き嫌いの確認、酒飲みかどうか、場所の雰囲気、予算、開始時間など、意外とあらゆることに気を使わなければならない。飲み物のおかわりを効いたり、注文したものが出てくるのが遅かったら督促したりなど、会食中も気を使いっぱなしだ。まあ、普段から会食に慣れているならこの辺は当たり前だと思うが。出張時もそうだが、商社はとにかく段取り力が高く要求されると思う。まあ、こんなのになれたら、彼女や奥さん、気になるあの女性とのデートの段取りなんて楽勝に思えてくるものだ。実際、とある女性とディナーを一緒にした際、なんか妙に慣れてるねと変に褒められたこともある。