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あなたの目指す英語レベルは?

日常会話レベル?ビジネス英語レベル?ネイティヴレベル? 

目的設定というのは大事で、自分がどこのレベルの英語力を目指すかを明確にしておく必要がある。
単に日常会話、海外旅行などで、現地人との会話が楽しめればいいのか?
または、海外でビジネスするようなレベルになりたいのか?
若しくは、少しでもネイティブと同等に近いレベルまで高めたいのか?
(ネイティブで無い以上、彼らと同等のレベルになることはできない)

TOEICで英語のレベルを語る人がいるが、個人的にはあまり当てにならないと思っている。
TOEICではスピーキングとライティングがどれだけ出来るかは測れないからだ。
単に受け身体で、つまりリスニング力とリーディング力のみを調べるには適切と思う。
だから、話す・書くに関して測れないので、総合的な英語力測定には適さないと思うだけだ。
TOEICはTOEIC力を高めるための試験だと言い切る人もいるし、自分もそう思う。
ただ、聞く・読むの力を測定するバロメーターにはなると思うし、英語が普通にペラペラ
喋れる人のTOEICスコアは普通に高いと思う。ただ、普通に英語を操って流暢に会話したり
英語で仕事している人は、別に皆がTOEICのスコアアップを目的に勉強してきた訳では
ないと思う。


ただ、ある程度のレベルでいいや、日本で、若しくは海外で少し英会話ができて、
外国人の友達が出来ればそれでいい、と思っているかもしれないし、それはそれで
一つの目的であって、到達すべきレベルであっていいと思う。
ただ、到達すべきレベルとは別に、英語を勉強する目的がはっきりしていないと
学習が続かない、継続しないと、英語は絶対に身につかないので、
そこは強く強調しておきたい。


ビジネスの場合は、こちらの記事でも紹介している通り、英語力そのもののみならず、
自分が関わっているビジネス分野の知識・経験が重視される。
だから、ビジネスで求められるべき英語力が高いかどうか、ビジネス英語は難しいかとか、
そういう議論をすることは、そもそもあまり適切ではないのかもしれない。
自分が働いている業界での経験・知識・知見、前提条件や背景・慣習などを熟知しているか、
そういったもの方が重要視されると思うし、英語は道具として、海外とのやり取りを繋ぐ
+αの要素、と割り切った方がいいかもしれない。


ネイティブレベルは、ネイティブ英語圏での仕事に従事する人、若しくは将来海外で
長期勤務や海外に拠点を移したい人向けが目指すレベルで、ほとんどの人は必要ないと思っている。
自分も全くこのレベルには達してないし、そもそも目指してもいない。
このレベルに達するには、中長期で海外滞在経験が必須と思うし、若しくは、日本国内で
そういう環境を作らないと難しいと思う。
というか、日本国内でそんな英語づくめの環境を作ること自体のハードルが、
精神的にも物理的にも難しいので、海外留学や、ワーホリなどが推奨される。
ただ、このレベルを仮に目指すとしても、英語の基礎力は日本国内でつけないと
多大な時間とお金の浪費になってしまうし、基礎の構築であれば日本国内で
十分に可能だし、このサイトでもその方法はいたるところで紹介している。


目指すレベル・目的によって、覚えるべき語彙や言い回しは変わってくるが、
英語の基礎を身につけるまでの基本的な道筋は、あまり変わらないと思っているし、
そのやり方はある程度自分でも確立してきていると思っている。


<英語学習フローチャート>

  1. 基礎力の構築(中学・高校英語の復習):最低限の文法と単語を覚える
  2. Grammar in Useでネイティブ感覚の文法を磨く
  3. 上記の音読を並行して行う →発音とイントネーションに慣れる
  4. ディクテーション+シャドーイング:平行して単語を文章の中で覚える
  5. 英作文と発音の練習(瞬間英作文)
  6. 実践会話:英会話学校、オンライン英会話、短期留学、映画、海外ドラマ


上記の基本的な流れの中で、最後の実践会話の部分で自分の学びたい分野や、
レベルに合った教材や勉強方法を採用すればいいと思う。

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