文法, 英単語, 英語学習法

フローチャート①:基礎力の構築(中学・高校英語の復習):最低限の単語と文法を押さえる

 

第一のステップ、まずは何より、基礎力の構築です。

 

英単語基礎力


まず英語という言語を使える言語にするためには、言葉を知らないといけません。


ホリエモンは、小さい頃に辞書を買って勉強を始めたそうです。

また、ビジネスコンサルタントの世界的権威である、ユダヤ人のジェイ・エイブラハムも、高卒でありながら年に億を稼ぐまで上り詰める前の土台として、辞書で使える語彙を増やしながら、徐々に頭角を現していったそうです。

そう、なにより言葉を知らないと、ある程度の単語量がないと行けないのです。
100%中、知らない単語が5%くらいでも類推して、何となくこんな言葉かな、とアタリをつければ、相手の言っている意味はなんとなくわかりますし、話についていくことは出来ます。しかし、使える単語が全体100%のうちの例えば50%程度しかなければ、英語での円滑なコミュニケーションを取ることは非常に難しいでしょう。

その100%中の95%を理解するためには、ほとんどが中学・高校で習った基礎英語・基礎文法で事足ります。もちろん、仕事や実践で求められる英語レベル・相手のネイティブ度合い等にも寄りますが、大方この中学・高校レベルをまず最低限押さえておくことが、最初のステップとしては十分かと思います。また、基礎をまずしっかり押さえておけば、わからない単語や難しい単語が出てきても、類推したり応用を効かせることが出来ます。

また、必要な英単語数は状況に応じて変わってきますが、意外と多くないことに気がつくと思います。
それでは、どの程度の数の英語語を覚えないといけないのでしょうか?

日常会話で使用される単語数:約500語
英語のニュース番組で使用される単語数:約1,500語
英字新聞で使用されている単語数:約3,000〜3,500語

  vs

中学英語:約1,200〜1,500語
高校英語:約3,000〜3,500語
大学受験での単語レベル:約8,000語
ネイティブレベル:約20,000〜30,000語



恐らく、ネイティブレベルまで目指す必要は無いと思いますし、新しい単語を覚えるくらいであれば、その時間を次のステップに進んで会話力などを高めた方がよほど実践で使える英語になります。覚えるべき英単語は、高校英語レベルまでで十分だという事がお分かり頂けたと思います。なので、この単語を覚えるステップにはそこまで時間をかけず、高校受験レベルの単語数を覚えたら、早めに次のステップに進むことをオススメします。

 

 

オススメ教材:基礎単語編

 

システム英単語

掲載単語数:2,021語
高校受験用に当時使ってましたが、基礎的な単語を熟語のような良く使用される表現で使われているので、意外と使えます。余談ですが、カバーを取ると洋書風になりテンションが上がるので、オススメ。ただ、使い込むと直ぐボロくなるのがたまにキズ。。。

 

速読英単語 必修編

掲載単語数:1,900語
こちらもカバーを外した状態がシックでカッコ良い。どうでも良いか笑。
でも使う単語帳で気分ややる気が変わると、個人的には思います。
気分上げるかどうかも、大事。

 

DUO 3.0

掲載単語数:1,600語(+熟語1,000語)

特にこだわりがなければ、これを選べば間違いはないと個人的に思います。



どれも、春樹が実際に使用していた教材です。「受験英語用の単語帳なんて、意味ない、そんなに覚える必要ないんじゃない?」と思われているかもしれませんが、受験用の英単語帳でも、これら上記の単語帳レベルであれば、受験とか関係なく、普段の会話やビジネスをする上で最低限必要な単語が収録されているので、押さえておきましょう。単語を効率的に覚える方法に関しては、別途紹介しますね。

中学校では、約1200〜1500語、高校では約3000〜3500語を勉強すると言われています。このレベルの単語であれば、あなたも既に中学・高校までに大方学んできたと思います。復習の意味も兼ねて、まずはこれら単語帳を買ってみて、自分がどの程度の単語を覚えているのか?確認してみましょう。若しあなたが社会人で、随分英語と触れ合ってないのであれば、まず手っ取り早い最初のステップとして、単語帳を買う、覚えることから始めましょう。若し、次の文法と合わせて、基本的な単語は理解出来ているな、と感じたのであれば、次のステップに進んでもいいと思います。


 

文法基礎編



高校の英語の授業で使用されるような、ネクステージのような、空欄の選択式回答の問題集はオススメしません。なぜかって、重箱の隅をつつくような、実際の英会話では使わないような表現ばかりだからです。あれは正直、その人の記憶力や、効率良く勉強出来るかどうかの地頭力を測るようなものであり、実際の英語力を試すようなものではないからです。

確かに、大学受験に向けて、若しくは高校の英語の授業で高得点を取るのが目的であれば有効な教材なのかもしれないですが、実践で使える英語力を身につけるのであれば、こういった参考書は適切ではないかなと思います。



それよりも、感覚やイメージで英文法を捉えることに重点を置いた、↓これらの教材の方が春樹的にはおすすめです。

 

中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。

中学英語も出来るか怪しい、英語に随分とブランクがあるのであれば、こちらから着実に基礎を身に着けていきましょう。

 

一億人の英文法

中学・高校の英語授業では教えてくれない、「ネイティヴにはこう見えている」ということを上手く言語化しています。

 


特に、一億人の英文法は、英語学習を大学まで勉強し続けて、感覚的に徐々に経験則として分かってくるような事をズバリ言い当てています。正直、もっと早くこの本に出会っていれば、自分の英語学習ももっと早い段階から効率化して、より早く実践的な英語を身につけられたんじゃないかなと思います。

受験英語のような細かい英文法や熟語・単語などの使い方にこだわるよりかは、これらの教材で基本的な英文法のポイントを押さえ、完璧で無くても良いので、次のステップへと進んだほうが良いでしょう。

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