映画, 留学, 英会話, 英語学習法

フローチャート⑥:実践編:英会話学校、オンライン英会話、短期留学、映画、海外ドラマ

いよいよ実践会話です。

今までのフローチャートはここに来るための土台づくりだったと言っても言い過ぎではありません。

「英語を話せるようになりたい!」と言って、いきなり安易に英会話学校に行ったりすると、自分の英語の出来なさに挫折してしまいます。

ここまで来ると、あとはこれらの量をひたすらこなしていき、その中で使える単語や表現を徐々に増やしていきます。覚えただけで、使えないと意味がないので、アウトプットの場は必ず必要になります。

 

  1. 映画・海外ドラマ
  2. SNSで外国人と出会う
  3. オンライン英会話
  4. 英会話学校
  5. 留学
  6. で、オススメは?
  7. 手順と自分のレベル
  8. 全フローチャートのおさらいと補足

 

 

1. 序章:インプットとアウトプット

今までのステップではインプットが中心でしたが、このステップではアウトプットが中心になります。

今まであなたが身につけてきた文法・単語・表現・発音などを駆使して実践で使う場になります。

ただ覚えてインプットするだけでは、英語は使えるようになりません。必ず、自らの言葉で能動的に発信する、表現する過程が必ず必要になってきます。

日本では、このアウトプットの量が小中高の英語教育ではどうしても不足しており、スピーキング苦手日本人を量産しているように思えます。

読んだり聞いたり、若しくは書いたりはある程度出来るけど、話すのはどちらかと言うと苦手なんじゃないでしょうか。

それは、話す訓練、アウトプットの量が足りてないからですね。なのでこのステップでは基本的にアウトプット、話す訓練の場、そのためにはどうすればよいか、順に紹介していきましょう。

 

2. オンライン英会話

最近は気軽かつ低価格でできるオンライン英会話が増えてきましたね。沢山種類があってどれがいいか、色んな人が紹介していますが、ポイントは継続的に続けられるかどうか、これに尽きると思います。

DMM英会話
レアジョブ英会話
Native Camp
Bizmates
EFイングリッシュライブ
ECCオンラインレッスン
hanaso
QQ English
アルクオンライン英会話
hanaso
エイゴックス

 

 

3. 英会話学校(リアル学校)

オンライン英会話よりも強制力があるので、怠け者なあなたにはオススメと言えるでしょう。
まあ、正直なことを言うと、大金払って自分に「せっかくこんなにお金払ったんだからやらなきゃ!」と自分で自分にプレッシャーをかける、という一面もあります。

NOVA
ECC外語学院
GABA
シェーン英会話
TORAIZ
イーオン
ロゼッタストーン
English Village
bわたしの英会話
Berlitz
ライザップイングリッシュ
COCO塾

 

 

4. SNSで外国人と出会う

Hello Talkなどのアプリを使う、SNSで募集する、国際交流パーティ・外国人が多数来る場所に出向く、などの方法があります。

これは人によって向き・不向きがあり、人を選びます。また、英語学習ではなく、男女同士なら恋愛にも発展する可能性もあり、また下心がある人もいると思うので、これは番外編ですね。他のアウトプットをメインにして、それのオマケ・補足くらいに捉えて、ライトな感じで向き合う方がいいと思います。

オンライン英会話や英会話学校の方が、そういう意味ではより確実性があります。予期せぬ期待や、別の方向への発展を望んでいるなら、良いかもしれませんよ!

Hello Talk

 

 

5. 留学

お金と時間に余裕がある人は、これが一番早いです。

期間は当然長い方がいいですが、はっきり言ってここまでの学習量がすべてなので、あまり土台が出来てない状態でいけば、英会話学校と同じく面食らって何も話せず、対して英語も上達せずホームシックになって終わる場合もあります。

一方で、事前の基礎づくり。土台づくりがしっかりしており、アウトプットもある程度こなしているのであれば、例えば3ヶ月くらいの短期間でも、最後の仕上げみたいな感じ・英語力に更に磨きをかける、という意味において、とても意味があると思います。というか、だいたいレベルに応じて留学先でクラス分けされるので、上達しなければいけない環境に追い込まれます。

その強制力を使いたい、尻叩かれないと動けない!という人は思い切って留学するのもありです。

 

ただ、留学しなくても日本国内で十分英語を身につけることは出来ますし、実際、春樹の周りにもそういう人は結構います。というかそこら中にいますね。

なので、お金と時間に余裕がある人、もしくは、英語だけじゃなくて、海外である一定の期間身を置いて生活して、そこで得られる言語以外の何かを体験したい、身につけたいとか、そういう別の明確な目的がある人ですね。

行きたい大学院が海外にしかないとか。春樹は大学在学中に留学していましたが、英語はもちろん上達しましたが、何よりそれよりも大きな、海外での貴重な経験が手に入りました。

 

サウスピーク

 

6. 映画・海外ドラマ

これはどちらかと言うとアウトプットではなくインプットですね。

実践で英会話を行うために、ネイティブ特有の言い回しだとか、スラングだとか、生きた表現に触れて、それを実践の場で使うための場です。レベルや分野によりますが、自分が好きなジャンルや作品、興味をもって続けられる映画や海外ドラマがいいと思います。

春樹は映画ファイトクラブ、海外ドラマはプリズンブレイク、エイリアスなどを良く見ていました。英語音声・英語字幕・日本語字幕の3つが揃っているのが理想ですが、日本語字幕は無くても最悪大丈夫です。自分で訳したりすればいいです、ただし時間がかかり骨が折れますが。作中のセリフがずべて書き起こしにされているサイトもあるので、学習の際に上手く活用して上達に役立てて下さい。具体的にはまた別の記事で解説します。

 

Fight Club

 

Prison Break

 


Alias

 

 

7. 学習の手順と自分のレベル

学習の手順として、フローチャートという形で順番付けをしていますが、学習の順番で効果に多少の違いはあるものの、結局最後は読む・書く・聞く・話す、そして語彙、発音、流暢さ・イントネーションなどの総合力の勝負になります。ここまで言っておいてなんですが、矛盾しているかもしれませんが本当です。詳しくは後述します。なので、順番にはそこまで厳密に厳しくこだわらずに、ただ各技能は少しずつでもいいので、自分に合ったレベルから少しづつ、でも確実にこなして徐々にレベルアップしていく必要があります。

優しすぎる、簡単すぎるレベルだと上達しない・進歩しない。

でも、かと言って難しすぎると、何より続きませんし、下手したら挫折して英語の勉強が嫌いになるだけです。

だから、理想としては自分のレベルより少し上くらいで、苦なく続けられるもの。そして、それに慣れてきたら徐々にレベルアップしていけば良いのです。

春樹はTOEIC否定派で、あんなもののために必死になって勉強しているのは馬鹿なんじゃないか?と本気で思っていますが、ただ唯一のメリットとして、読み聞き・語彙・文法に関しては、ある一定の指標となり、自分のスコアと居場所の確認が出来ることでしょう。もちろん、TOIECで自分のレベルがある程度客観的に測れる側面もありますが、当然ライティングとスピーキングは計測出来ませんし、スラングや独特の言い回しはTOEICではカバーしきれていません。春樹がフローチャートで紹介した方法で学習していけば、TOEIC専用の参考書使ってスコアアップのための勉強なんかしなくても、勝手にスコア上がっていきますから。

 

 

8. 全フローチャートのおさらいと補足

まだ今までのステップでまだ不十分なところがあれば、各ステップに戻って見直しや復習が必要です。
基礎→応用、のステップは踏む必要がありますが、ある程度慣れてきたら、自分の弱点と中心に集中的につぶしていく方が効率が良いです。春樹の場合は、リスニングと発音がダメダメだったので、一時期ディクテーションと音読を行い、発音の練習もそれらを通して並行して行っていました。

今までのステップをもう一度振り返ってみましょう。

 

フローチャート①:基礎力の構築(中学・高校英語の復習):最低限の文法と単語を覚える
フローチャート②:英文法書でネイティブ感覚の文法を磨く
フローチャート③:音読・・・発音とイントネーションに慣れる
フローチャート④:ディクテーション+シャドーイング
フローチャート⑤:英作文と発音の練習(瞬間英作文)
フローチャート⑥:実践会話:英会話学校、オンライン英会話、短期留学、映画、海外ドラマ

 

①②は有無を言わさず黙ってきっちりやる

③〜⑤は並行して苦手分野を潰す

⑥は日頃ちょっとづつでも良いので、英語力を維持するために自分に一番合う方法を続ける

 

こんな感じのイメージでしょうか。

恐らく、高校英語まではあなたも通ってきた道なのでは?
それが上記の①②にあたり、これに特に②の英語感覚を磨いていき、中高の学習ではなかなか教えてもらえない、ネイティブに近い感覚を身につけることが最初のブレークスルーになります。

春樹自身も、中学・高校・大学、そしてアメリカと、英語学習歴だけはご多分に漏れず長いのですが、

フローチャートでそれぞれの項目を横断的に、バラバラ纏まり無く続けてきた経験があります。

それを体系立てて組み直し、整理すると上記のように分類される、という訳です。

何度か言っていますが、特に③④⑤は中学・高校の授業ではやってこなかったのでは?

少なくとも、少しかじる程度で、集中的に学習したことは無いと思います。

だから話せるようにならないんですね。

 

恐らく、受験を目的とした暗記詰め込み型の授業で、③④⑤のような勉強方法は、教育課程の学習要項では少なくとも重視されていないはずです。最近の中高の英語授業はどうか詳しくはわかりません。若しかしたら、義務教育カリキュラムの改定により、大きく改善されて来ているかもしれません。

 

 

これで、英語学習の大きく全体の流れは掴みましたね。

もっと、これから各記事で深く深堀りしていきます。
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