ディクテーション, リスニング, 映画, 英語学習法

意外とみんな軽視している、映画による英語勉強法

英語学習が続かない理由の一つとしてつまらない、退屈、というのがあります。
好きな映画は何回も見るのに?
映画による英語勉強、あなどってはいけません。
それでは行きます!

誰にでも、好きな映画が一つや二つはあるのではないですか?
春樹は小さい頃からハリウッド映画が大好きでした。
特にバックトゥザフューチャーなんかは何度も見ましたね。
あなたの好きな映画は何ですか?

思い浮かびましたか?
普通は、日本語音声、もしくは、英語音声+日本語字幕で見ますね?

春樹が断然おすすめする映画での英語勉強法は、単的に言うとこうです;




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英語音声+日本語字幕付きのものと、
英語音声+英語字幕付きのものを

何回も見る(聴く)

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は?何それ?

ちょっと意味がわからないですね。。


もう少し細かく言うと、

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  1. 「英語音声+日本語字幕付き」で日本語でのセリフの意味を理解する(読解)
  2. ディクテーション(書き取り)を行う。
  3. すべて書き取るまで何度も繰り返し聴く。(多聴)
  4. 「英語音声+英語字幕付き」でどんな単語を実際に話しているのか確認する
  5. 両方同時に何回も見る(聴く)+音読する

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通常、英語音声+日本語字幕だけだと、実際の生の英語音声で
映画の登場人物が喋っているので、実際の英語の音声は聞こえますが、
ほとんどの場合、日本語訳に目が言っているので、
どんな単語を 発しているのか、どんなフレーズで喋っているのか、わかろうとも
しないと思います。
そこを、ディクテーション(書き取り)するわけです。
一語ももらさずに、です。


※自身の英語力に自身がある人は、全く字幕なし、英語音声のみ
 からのディクテーションでも構いません。
 (リスニングプラザとやり方は同じですね)



日本語訳がついているので、セリフの意味そのものはわかると
思いますが、難しいのは英語の音声を聞き取って文章に書き起こすことです。
初めのうちはかなり難しいと思います。
語彙力が圧倒的に不足していると、マジで意味わからないと思います。
最初のうちはそれで良いので、とにかくアルファベットでも音節だけでも
何でもいいので、こんなアルファベットでこんな単語を言っているんじゃないか、
と推測することが大事です。何度も何度も聞いて、ひたすら推測します、
自分が聞き取れる全音節を文章化します。
これを怠ると、この勉強の効果は半減です。しっかり、何度も聞きいてください。



もうこれ以上無理!という位まで繰り返し聞いたら、ここでようやく
「英語音声+英語字幕」バージョンを見て、答え合わせ、という訳です。
こんな風に聞こえていた音声って、こんな単語だったのか!
と体感するはずです。これを繰り返し行うことにより、
「あなたの日本語化している耳」と
「英語の英語たる本来の発音」とのギャップを埋めていく訳です。
わかりますか?

今、かなり重要なことを言いました。

ディクテーション、非常に大事ですよ。
書き取り、日本人のほとんどがやってませんよ。

だからこそ、やりましょう。
他よりも一歩先に進むために。


どうやって同時に聴くんだ!という人もいるかもしれません。
DVD(もしくはブルーレイ)プレーヤーを使い、片方をテレビ画面で見て、
もう片方をパソコンで見るという方法があります。
ヒイラギの場合は、昔は片方をノートパソコンに落としたものを
見て、もう片方はニコニコ動画かなんかで検索して、同時に
ひとつのパソコン画面で見るという事をやってました。。
(有名どころの映画だと結構探すと出て来ます)

好きな映画なら、実際にDVDやブルーレイで一つや二つは
持っていますよね?ほとんどの場合、日本語字幕と英語字幕の
両方がついているので、勉強する上で問題ないと思います。

因みに、春樹が敬愛している映画は「ファイトクラブ」という映画です。


見たことある人も結構いるかもしれません。

一見して、ボクシングとか、何か格闘技を思わせる
タイトルですが、実際の内容、全然違います。
興味がある方は、一度見て見てください。


春樹はこれを何度も聞いて、見て、音読しました。
好きな映画だと、勉強が続くんですよね。退屈にならない。
少しでも興味のあるストーリーとかなら、まだやる気でるんですが、
全く興味ない文章とかだと、モチベーション維持が大変です。
そういう意味で、好きな映画でディクテーション+音読は
非常に効果的、楽しく、勉強できます。
このセリフって、英語でこんな風に言うんだ!
という新たな発見もあり、更にその映画が好きになりますよ。
やっぱ、好きな映画で勉強するのが一番ですね。

映画の全シーンをディクテーションするとなると、すごい大変なので、
初めのうちは、その映画の中でも特に自分が好きなシーンだけに
集中した方が良いです。
というか、一部に集中してください。
全体的にさらっと聞いたり、ディクテーションしても、ほとんど意味ないですからね。



なぜから、聞き込みしないと自分で英語の音を理解できないからです。
音声を拾おうとしない、拾えないので、後で答え合わせで英語字幕を見ても、
自分の推測がない状態だと、ギャップすら発生していないという事です。
ある箇所を集中して聞き、音読した方が、自分の中で理解できる・使える英語が
少しづつ、着実に増えていきます。
その逆、全シーンをさらっと流しただけでは、結局何も身に付かず、
自分の血肉にならずに終わってしまいます。全部中途半端になるということです。

 1シーンを何度も聴く >>>>> 全シーンを1回聴く


上の図、非常に大事です。頭に入れておきながら勉強してください。
1シーンを完璧に書き取り、何度も聞き、音読もおこなって、ほぼ丸暗記
できるような位のレベルまで到達したら、ようやく次のシーンに行きます。
これを繰り返すことで、真の英語力がメキメキつきます。
あなたの血肉となります。

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