海外日記

疑似旅行:バンコク編

ふぅ。。。。。。。



出張を終えた。今回の出張も約1週間程度。
これ以上海外に滞在すると体が持たない、ストレスも溜まる。


夜行便機内のライトが点灯し、眠たい目をこすりながら目を覚ます。
小窓の外には、雲の下に青い海が広がっている。朝日が眩しい。
少し寒い機内で、着ていたカーディガンを強く体に巻き込む。


英語で着陸のアナウンスが聞こえてくる。
間も無く着陸態勢に入る。



***



空港を出ると、一面に外の暖かい風が全身にぶつかる。
大きな荷物は全てスーツケースに閉まって預けているので、荷物は一つでとても身軽。
気分もいつもより軽やかだ。



空港で携帯電話会社を探し、現地Sim Cardに切り替える。
英語での店員との会話も非常にスムーズ、慣れている。
現地通貨を引き出し、準備完了。
異国の風に吹かれながら、空港を出る。

配車アプリで車を拾い、慣れた感じで事前予約したホテルへと向かう。


バンコクの高速を走りながら、高層ビル群を駆け抜けていく。
日本と違って非常にタクシーが安いこともあり、よくタクシーを使う。
運転手と英語で軽く会話を交わしつつ、目的地へと向かう。




***




ホテルにチェックインするなり、ソファにゆっくりと腰を下ろす。
ホテル特有の香水の匂いが広がっている、いい気分だ。

備え付けのミネラルウォーターを喉に一気に流し込む。。
乾いた喉を一瞬で冷たい水が潤す。
窓からは、東南アジアの青い空とホテルのプールと緑が広がっている。
普段の仕事のことは忘れ、解放的な気分に浸る。。。





***





熱いシャワーを全身に浴び、化粧水を肌に塗り、髪をセット。
お気に入りのシンプルな服装で、予定していたバンコクの女の子と待ち合わせ。

写真通りの綺麗な女性。栗色の長い髪の毛と、異国情緒を思わせるエキゾチックな顔が印象的。


自分 "Sorry I'm late, I could not find you"

すると茶目っ気たっぷりに、笑顔で俺の肩を軽く叩いてくる、楽しそうに。
一応言っておくが、初対面だ。日本ではあまりない光景。

***



バンコクでも有数な、巨大な複合ビル。
そこの少し小洒落たタイレストランで食事をし、お互いについて英語で語り合う。


CAを目指しているだけあり、非常に綺麗で流暢な英語を話す。
日本がとても好きだと聞いて、まるで自分のことを思われているかのような錯覚に陥る。


食事をした後、外で軽く散歩をしてカフェで休憩する。
馬鹿でかいマンゴーかき氷アイス?的なものを一緒に食べる。


口の中が冷たくてしょうがないが、一緒に美味しい時間を過ごす。
実家はチェンマイらしく、バンコクより断然寒い。
観光地として非常に有名で、ホテルはいつも予約でいっぱいだそうだ。
英語でとても楽しそうに話す彼女を見ながら、有意義な気分に浸る。


とても短い時間であったが、楽しく過ごすことができた。
英語を通して、他文化に触れ、異国の女性とデートできるなんて最高だ。


今まで自分が知らなかった世界・ものの見方・価値観・宗教などに触れることができる。



***




ホテルで一休みした後、夜の街へと繰り出す。

バーやレストランが軒を連ねる通りでは、外国人で溢れている。
欧米人、中国人、韓国人、アフリカ系黒人、、、、
皆気のおけない仲間たちと酒を飲み楽しくしている。
異国の雰囲気に浸りながら、軽い足取りで夜の歓楽街を颯爽と歩く。


バンコクは基本的には年中暖かく、常に解放的な気分になれる。

服装も軽装でも十分であり、財布とスマホだけで、非常に身軽で楽だ。

この身軽さも、フットワークよく自分をどこにでも連れて行ってくれる気がする。

道路沿いの小洒落たバーレストランでタイ飯を食らいにいく。


俺は大体決まってパッタイとトムヤムクンを頼む。
キンキンに冷えたビールで一人乾杯。
暖かい気候もあって、冷えたビールが体に心地よく浸透していく。
次第にお酒も回ってきて、更に高揚感が溢れて解放的な気分になる。
異国に行って酒を飲むと、より外交的・解放的になるのはなぜだろう?


店を後にし、再び夜のネオン街へ繰り出す。

バンコクの夜は長い。。。。。








***


翌朝はやや曇りが混じったが良く晴れていて、窓から降り注ぐ日差しが心地良い。

バスタブにお湯を溜め、ゆっくりと湯船に浸かる。。

ふぅ。。。。。。。

仕事も、家族も、仕事のことも、何もかも忘れ、リラックスする。

異国でのんびりしていると、ものすごく自由な気分に浸れる。

これは、同じことを日本でやっても、決して味わえないものだ。

なんか、うーん、ちょっと違うんだよね。感じ方というか。

何にも縛られない感じ。

身支度をし、朝飯を食べに行く。




***



あなたはこんな経験したことがあるだろうか?
英語という武器を持つだけで、少し前向きに、外交的になれる。
いつもと違う自分に会える。新しい自分が見つかる。

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