コラム・独り言

筋トレは、人生のほとんど悩みを解決する

 

最近、筋トレ・フィットネスがやたらと流行ってますよね。

もともと、アメリカでは一昔前からブームだったのが、遅れて日本にもやってきたことは良く知られている。

若い人たちなんかは、みんな当たり前のようにやっている。

ジムやヨガの広告があちら街中にあるよね?ネット広告でも頻繁に出てくる。

 

YouTubeでも、筋トレ・フィットネス動画がたくさん出てくる。

筋トレYouTuber、群雄割拠の時代。戦国時代だ。

 

 

自分もここ1−2年間くらいで筋トレを日常的に行うようになった。流行りに乗っかるのは性に合わないのだが、でも実際筋トレをやってみて、流行っている理由も良くわかった。

 

きっかけになったのは、Twitterでも有名な Testosterone(テストステロン)氏の著書だ。

 

筋トレが最強のソリューションである

 

騙されたと思って、いや騙されて下さい。筋トレせずにはいられなくなるからだ。もう、、素直に騙されて欲しい。自分は読んだそばから完全に「洗脳」が完了してしまったくらいだ。正に最高の「洗脳」であったとしか言いようがない。この本のおかげで、筋トレで自分の日々の生活は明らかに、より良い方向へ劇的に変化した。

 

本の内容としては、すごく簡単にまとめると、筋トレをすれば人生のほとんどの悩みは解決する、つまり「筋トレが最強のソリューションである」という本のタイトルそのまんまの事が書いてある。本というよりも、1ページにTwitterのような短文が1つずつ書き記してあるだけなので、あっという間に読み終わる。溢れ出る筋トレ愛、そしてたっぶりのユーモアで全然飽きないし、なにより筋トレすれば人生が好転するという気にしかさせてくれない。

 

なので、本書を読み終わった後には、最終的に筋トレをやるしかないという気持ちにさせてくれる。そう、やらない理由がなくなってしまうからだ。この本は、それほどまでの影響を与えてくれた。本の中で、これほど何かをやりたいという気にさせ、そして実践して自分の生活に変化が現れた本も珍しい。それくらい影響力の強い本なので、読む時はそれなりの覚悟をもって読むことをオススメする。それだけ影響がデカイからだ。

 

自分が実際に筋トレを実践して、感じた明らかなメリットを挙げていく。

 

 

明らかに体付きが変わる

見た目が変わる、まあごく当たり前の話ですね。

目に見えて分かる変化、分かりやすい変化。

変化が身体に直接現れる、単純明快な直接的メリット。

 

ガリガリなら細マッチョに、デブなら引き締まった身体に。一部の特殊な好みがある人を除いて、男女ともにガリガリやデブを好む人は少数派だ。(細い女性が魅力的に感じるかもしれないが、肉付きがあまりにも少ないと不健康に見えてしまう。個人的な話だが、私はガリガリすぎる脚が鉄パイプみたいな女性はあまり好きじゃない。)女性なら引き締まった身体、男性なら細マッチョ、若しくは筋骨隆々な身体が、一般的には好まれるし、出来ることならそういう身体でありたいだろう。

自分はもともとガリガリで、もともと食べても太れない体質だった。ガリガリであることがコンプレックス。中高と運動部に所属していた時は、そんなにガリガリではなかったが、運動や筋トレをしないとすぐうガリガリになってしまいがち。

そんな自分が嫌で、なんとかガリガリを脱却したかった。筋トレを習慣化してからは、少しずつではあるが変化していく自分の身体に、感動すら覚えた。こんなにも、比較的簡単に変化が目に見えるモノも珍しい。最初は、当然きつかった。軽い重量のダンベルでも慣れない自分には大きな負荷だったし、変化が見えないとなかなか続かない。だけど、続けていくうちに徐々に体つきが変わり始め、持てる器具の重量も増えていき、当時の彼女にも明らかに筋肉ついたと言われるまでになった。

 

あと単純に、Tシャツ1枚でもカッコよく着れるというメリットもある。それなりにガタイが良くなってくると、薄着の時に体格が露骨に現れるので、ガリガリの時から明らかにTシャツ1枚の時の見た目が変わった。(冬とか、服を重ね着して着込むような季節だったり、体格を隠すようなオーバーサイズな服だったらそんなに変化ないけど)

 

銭湯でも周りの男になめられないね!(別にお前の身体なんて気にしてない)

プールやビーチにいけば、モテモテ!(まだ、実感してない)

 

 

運動不足の解消になる

筋トレをすることで、運動不足の解消になる。普段スポーツや運動をしないのであれば、筋トレで代替できる。

運動をしないと、代謝が悪くなり、太りやすくなり、病みやすくもなる。メンタル面の悪影響も深刻だ。

現代人は運動してませんよね。特にオフィスワーカーの社会人は、1日中座りっぱなしなんてことは当たり前でしょう。座り過ぎは、健康への悪影響が大きいと言われている。

何故かと言うと、人類というのは、地球上に誕生してから数十万年もの長い間、狩猟採集民族であったので、普段日常的に動いたり歩いたりする動物だからだ。大昔の時代に、現代社会みたいに座りっぱなしの状態なんて普通ではなく、基本的に身体を動かすのが自然体であり、そのようにプログラムされている生き物。運動しなくなったのは、近代社会になりホワイトカラーの仕事が極一般的になった、ここたった数百年での出来事である。人類の祖先であるホモサピエンスが地球上に誕生したのは約20万円前と言われており、座りっぱなし現代文化が定着したのはここ数百年の話でしかない。人類は、まだ古いなごり・長い期間を経て組み込まれたプログラムから、容易にアップデートできないのだ。

 

最高の体調 ACTIVE HEALTH

詳しい話は、この本にも載っている。目からウロコの知らない話ばかりで、フィジカル・メンタルの両面で体調を整えるための具体的方法がたくさん書いてある。人類の、古来からのライフスタイルと、現代のライフスタイルの違いによるズレがストレスの主要因であると説いており、それを受け止めた上でどう対処していくべきかが書いてある。単に読み物としても面白い。めちゃくちゃオススメ。

 

プロテインを日常的に飲むようになる(不足しがちなタンパク質が簡単に確保できる)

どういうことか?プロテインを飲むこと自体が健康へいい影響しかない。

タンパク質を簡単に取ることが出来るからだ。

筋トレをすると、筋繊維を破壊するので、修復のためにタンパク質が必要になることはご存知と思う。現代人はタンパク質が不足しがちなので、普通に外食やコンビニ飯、手抜き飯を繰り返していると、単純にタンパク質が不足してくる。タンパク質は身体のあらゆるものを構成するのに必要な主原料のため、タンパク質が不足すると肌が荒れやすくなったり、髪のツヤや頭皮などにも悪影響が出始めてくる。タンパク質の確保は、それほど重要なのだ。

筋トレをすると、日常的にプロテインを摂取するようになるので、普段よりもタンパク質をより多く取れるようになる。小腹が空いた時にもプロテインは丁度良いし、簡単に作れて気軽に飲める。

 

 

健康や食事に気を使うようになる

睡眠不足では筋トレに悪影響が出てくるし、なにより身体の調子が悪かったらわざわざ運動や筋トレをしようとも思わない。常に身体のコンディションを保つ必要が出てくるので、自然と健康に気を使うようになる。充分な睡眠時間の確保を意識する。例えば、睡眠時間が3時間しかないのに、筋トレを日中にやったら逆に体調を崩しかねない。

 

また、先程も言ったようにとにかくタンパク質が重要になるので、毎日の食事で、タンパク質を毎日きちんと摂取するように心がけるようになる。タンパク質の総摂取量が多くなるので、その分、肌・髪・爪など、身体を作るための栄養をきちんと身体に届ける事ができ、代謝もアップする。低糖質・高タンパクな食事をより良く意識するようになり、筋肉だけでなく、体調そのものも良い方向へ向かっていく。そのおかげなのか、私は筋トレを取り入れてからほとんど風邪を引かなくなったし、より丈夫な身体に進化した気がする。

 

 

たまの大食い・ドカ食いがそんなに気にならなくなる(代謝アップ)

筋肉がつくと代謝がアップするので、太りにくくなる。1日や2日大食いしたりしても、もとの筋肉の総量が増えることによって、カロリーを消費しやすくなり、デブ予防にもなるのだ。良く言われるのは、筋トレした後は、エネルギーが不足している状態なので、その後がっつり食事をしても太りにくいのだそうだ。筋トレは、たまのドカ食いですら肯定してくれる!好きなケーキやスイーツだって、気にせず食べられるようになる!当然、そんなの食ってばかりで筋トレをサボってたら意味がないが。

 

女性で、筋トレするとマッチョになるので筋トレしたくない、とか言っている人がいるらしいが、ちょっと筋トレしたくらいで筋肉はつかない。プロテイン飲んだり、腕立てをしただけで、そんなに大きな筋肉は簡単にはつかない。そんなに簡単に筋肉が付くのであれば、世のボディービルダーや筋トレプレーヤーはそんなに苦労してない。筋繊維を破壊して、それ相応の負荷をかけないと筋肉なんてデカくならない。

 

 

悩み事がどうでもよくなる、ストレス解消になる(鬱予防)

それは筋トレに限らず、他の運動でもそうだが、とにかく気分がスカッとする。汗をかいて、心拍数を上げて、自分を追い込めば、心地よい疲労感と共に気持ちが晴れ晴れとする。すると、日中悩んでいた仕事の悩みなんて、簡単に吹っ飛んでしまうのだ。あれだけ悩んでいた悩み事が、完全に無くなることはないんだが、そこまで真剣に捉えなくても良くなる。シンプルに身体を動かすということ。そして、自宅で一人でも出来る。こんなに簡単なストレス対処法は無い。

 

だから、鬱予防にも効果があると言われるのだ。

筋トレを日頃から日常的に行っている人、スポーツ選手、ボディービルダー、あなたの周りにいる筋肉もりもりな人、みんな総じて明るい性格か、若しくはどちらかというと明るく前向きな感じの人が多くないだろうか?ここで例に出すのはいささか不謹慎かもしれないが、俳優の方が自分で命を絶った話は珍しくないが、スポーツ選手やボディービルダー、マッチョな人達が自殺したなんて話はほとんど耳にしない。これが筋トレが鬱予防になる、なによりの証拠だ。

ただ、そうは分かっていても、難しいのは「筋トレを始める」ことだ。いくら鬱予防やストレスに効果があると分かっていても、筋トレをしないことには意味がない。筋トレをし始める最初の一歩が踏み出せない。だからこそ、普段から筋トレを日常に取り入れ、習慣化しておいた方が絶対にいい。

 

 

自分に自信がつく(これが一番かも)

何故だか本当に良くわからないのだが、根拠の無い自信が湧いてくる。筋トレした直後も、翌日以降もだ。筋トレをすると、男性ホルモンの一種であるテストステロンが上昇するというが、その影響も大いにあるだろう。

筋トレは、自分との戦いとも言える。

自分自身の体を筋トレで追い込むことによって、自分との戦いに勝った、自分の体を痛めつけて、成長した、だから自信に繋がるのかもしれない。つい先日も、腕が上がらなくなるくらい、筋肉が焼けきったんじゃないかというくらいに追い込んだのだが、闘争心というか、謎の無敵感のようなものを感じるようになる。不思議なオーラだ。別に、その筋トレをしたから、その直後に身体に変化が現れる訳ではないのに。本当に不思議だが、本当だ。これは、筋トレを日常的に行っている人であれば、誰もが同意せざるを得ないと思う。

自分に自信がつくと、変に自分を卑下するようなことも無くなるし、何事にも前向きに取り組める。仕事にも、恋愛にも、その他色んなことにもだ。筋トレするだけでそのメリットを享受できるのだから凄い。

 

なんか、あと、気持ち的に、なんていうか、なめられなくなった気がする。自分に自信がついたからかもしれないし、その影響で物怖じせずに、はっきりとモノを言えるようになったからだと思う。これ、単に肉体だけの変化じゃないんだよね。明らかにメンタルも成長してる。

 

 

 

(取るに足らない唯一の)デメリット

唯一デメリットがあるとしたら、プロテイン・サプリ費用、ジム費用・筋トレ器具などのコストがかかることくらいだろうか。ただ、上記のメリットを見てもらったらお分かり頂けると思うが、風邪やストレス・病気などの予防になることを考えてみてほしい。この先、これらの治療でかかる医療コストを考えたら、筋トレを続けるのにかかる費用なんて、本当に対したことない。

 



 

年収を上げるよりも、健康寿命を上げる方が価値が高いとも言われている。大企業や外資系企業で、平均よりも遥かに高い年収を得ている人、起業に成功して大金を手にした人、彼ら彼女達の中には、特に高齢の方は、それらの反動で健康を害した人や病を患った人も少なくないらしく、健康で居続けることが何よりの財産であり、高年収にも勝る価値だと言い切る人もいるくらいだ。健康年収は、金銭年収よりも重いのだ。

 

どんなにお金があったとしても、肉体的・精神的に貧乏であったら、それははたして裕福と呼べるのだろうか。。。?

 

 

 

 

 

 

P.S.

有名なので知っているかもしれないが、Testosterone氏のTwitterもぜひフォローしてみて欲しい。溢れすぎる筋トレ愛、そして彼の前向きな言葉は勇気を与えてくれる。めちゃめちゃ前向きになれる。

 

 

 

P.P.S.

きんにくTV、最高。溢れ出す筋肉愛、そしてギャグ。

おふざけかと思いきや、長年の実績に基づく、確かな知識と、実践的で本気な内容。

さすが、筋肉留学で渡米していただけのことはある。

 

 

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